悲恋をテーマに話が進む感じ

特に好きだった場面は、幕末編。商人の娘・まる視点で描かれます。13代家定の正室・島津篤子(天璋院)は、故郷薩摩に愛する人がいたが、別れて大奥に。

彼女に取り立てられ、数少ない味方となり支えていく。篤子の敵は、大奥総取締役・滝山。実は将軍最初の相手であり、愛していた為、篤子へ散々嫌がらせを行う。

そして14代家茂には公武合体の為、皇女が嫁ぐことに。和宮は公家男子に飽き飽き、たくましい武士に惚れ、降嫁を決行。

大奥には将軍生母・実成院が待っていた。そして幕末の波が彼女達を襲う。長州ノ戦いに、幼なじみの医者が加わった事に、まるは・・・。

天璋院、滝山、和宮、まる、それぞれ愛物語が描かれ盛り上がるね。天璋院と滝山は、本当に好きな人と結ばれない悲恋がテーマと言えるかも。